SKY-HI TOUR 2019 -THE JAPRISON-

2019.02.09
市川市文化会館

行ってきた。
ツアー発表されてから楽しみで楽しみで仕方なかった。



(ネタバレあります)




















いやあもう言うまでもなく最高でした。
"ラップミュージカル"、"ラップオペラ"って言ってた意味がよくわかった。



今回のツアーも開演30分前から仕掛けあったとしたら、2階席やったからか全然聞こえず。なんか曲がかかってるのが途切れ途切れにほんのかすかに聞こえた程度で、残念。




最初SKY-HIの姿が見えたとき、すごい不穏な空気出てて、もうそこから序盤は引きずり込まれたというか持っていかれそうになった。でも中盤ではエロかったりポップやったり盛り上がっていって、終盤はすとんっと落ちつけて、心があったかくなって、あ、いつのまにか渡されてた、鍵は手の中やった。って感じで。



ものすごいいい意味で、体力使うライブやった。
体を動かすという意味では前回MWツアーの方が、跳び跳ねたり踊ったり体力使ったと思うけど、なんやろう、JAPRISON は更に、心も体も動いて全身でSKY-HIのライブを浴びてきた感じ。気持ちの良い疲れやった。



What a wonderful world
Shed Luster
Story of J
このあたりは迫力が凄まじかった。
生バンドも凄まじかった。



RPS
23:59
は曲前の予告させるような演出、大好物です。RPSはBFQ含めてすごく可愛いパフォーマンスで。途中、"Hi.I am a monster!"って登場するとこが可愛すぎるのと、"ちっちゃいぼーず"がほんまにめっちゃ小さくて笑った。



Blue Monday は大好きな曲で、このダンスもポップな感じで、ライブから数日経ってもRPSとBlue Mondayのダンスが忘れられへん。めっちゃたのしかった。



White Lily
幕の前で映像に合わせて動くとことか、もうまるでミュージカルのようやった。ストーリー仕立ての曲の演出巧みすぎる。ホワイトリリイの香りの彼女がほんまに見えるようやった。歌詞に合わせて、後ろ振り向いたところがすごいどきっとした。



Doppelganger
persona めっちゃよかった。BFQが白いマスクつけて出てきて(ちょっとこわい)最後はステージ上段でJUNさんと向かい合って。うつし鏡のようで、非対称のようで、そこからの"まあ全て一緒ってことで"は鳥肌たった。



新曲、Chit-Chit-Chat、スカパラのParadise Has No Borderももう気持ちよすぎた。たのしすぎた。



センテンスは毎回楽しいが更新されてく。これ作ってるのもSKY-HIやもんなあ、もう脳内どうなってんだか。BFQ のダンスもめっちゃかっこよかった。


KensukeさんとMoneyさんがバッて囚人のコスチューム脱いだあと、
SKY-HI&The SUPER FLYERSここにあり!!って感じで鳥肌たった。



バンドメンバー紹介するときの仕方も大好きで、DJ Jr.のとき、"ぜん、ご、ぜんごぜんご"ってやったのかっこよくて、すごい頭にこびりついてる



Snatchawayはもう
こんなイケてるチームなんざ他にない
に限る、ああだいすきってなる、たのしい。



One Night Boogieはラスサビ前で止まったから、大人の寄り道part2なのかと思わせての、カウントダウンSKY-HI。

カウントダウンの主旨説明のあと、
「まずはこれ終わらせないと」
ラスサビ終わらせるの、おおっ先に終わらせるんーーーーー!!!?ってなった。不意討ちやった。最高。


わたしは初めて行ったSKY-HIのツアーがRL2やからそこからしか知らんけど、過去のツアーが甦ってくるような時間やった。


なかでもLimoからのCountdownは嬉しすぎてどうにかなりそうやった。

MWツアーで使ってたフレーズやったり、しーさいばうもアレンジverやったり

20分で10曲やっけ、そんなカウントダウンSKY-HIの締めはカミツレベルベット。もう図々しい極まりないの承知で、わたしの為のメドレーかと思った。めっちゃたのしかった。




New Verse
音源で何回も聴いたはずやのに、生で初めて聴いたときなぜか、"ああ出来上がったんやなあ"って感動した。だいすきな曲。


ーシミ、次のテイクでボーカル上げてくれ
ーMatz, Matt ドラムを響かせてくれ


のとこすごい好きで、うつむき加減で片手だけ横へ伸ばして歌う姿が忘れられへん。



New VerseのあとのMarbleはやっぱりMWで聴いた時とは一回りも二回りも違くて、すごく、すごくよかった。(語彙力が相当ない)



カミツレももうやったし、最後何で締めるんかと思ってたら、I think, I sing, I say。
そうくるかあ、ああもう最後ハッピーすぎた。




最初手錠かけてでてきたときと、会場の空気感もわたし自身も、別物になってた。




一番最後、SUPER FLYERSが各パートごとにはけていくの、一音一音無くなっていくの、めっちゃよかった。このメンバーでのライブがこのツアー以降次いつ観れるんかと思うとすごい感極まった。
いつもの全員で一列になるのも好きやしそっちのほうがミュージカルっぽい気もするけど、今回のこれすごい良かった。噛み締めた。






-願わくばまたこうしてあえますように、
ー俺がいきてますように。



なんて引退でもするかのような言葉吐いてたけど、ほんままるでSKY-HI引退するんかと思わせるほどなんかぎっしりみっちり詰まりすぎてるライブやった。




なんだか嬉しい裏切りもあって。
23:59の後White Lilyの流れじゃないんやといった予想と違ったことや、Limo→Countdownっていう、もうまさかやらんよなあって思うことやってくれて。


そうくるかあ!!ってこととか、
きたきた待ってたーーー!ってこととか、いっぱいあったよ、もうめっちゃ楽し疲れた、最高やった。




いつものライブと違い序盤はほんまに棒立ち状態で、目の前で起きてることを追いかけるのに必死。MWツアーが結構踊ろうぜ感満載やったから余計にか、でも引き込まれてて、まさに脚本監督演出主演SKY-HIのミュージカル。かと思えば、過去に行ったライブのこと、その時のこと鮮明に思い出させてくれたり。でもただ楽しんだだけじゃなく気付かぬ間にメッセージを手渡されてるのがSKY-HIのライブで。






最後、またね がかかる中、幕に書かれてた





LIVE YOUR LIFE







自分の中にすとんっと落ちて、じわーっとしみわたった。

ああ、わたし今ここで生きててよかったなあ、って思った。大丈夫やなあって思った。





総じて、SKY-HIだいすきやなあJAPRISON 最高がすぎるなあって気持ちが溢れた時間でした。












大したことあっても笑ってやろう。






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